物語と手をつないでく

読んだ本について書いています。海外小説が多いです。

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

鳥類学者のファンタジア 奥泉光 2001 日本

いいライブを見終わって、その幸福感にまだつつまれているような読後感。 うきうきわくわく。こういう話はね、冒険がどんなに過酷になっても最後はハッピーエンドで終わるって分かるから、来るべき大団円を心待ちにしつつ、(早く読んでしまいたいような、ま…

吾輩は猫である殺人事件 奥泉光 1996 日本

きっと、「吾輩は猫である」を読んで登場人物に対して愛着があればもっと面白かったんだろうなー。なにせあの有名な出だししか知らず、犯人は寒月だ、東風だと指摘されてもよく分かっていないので、あれ誰を犯人として指摘してたっけ??となってしまった。…