物語と手をつないでく

読んだ本について書いています。海外小説が多いです。

フリアとシナリオライター マリオ バルガス=リョサ 1982 ペルー

途中、ちょっと建築の本に浮気してしまったが、その後は一気に読めた。
ペドロのラジオのシナリオと、フリアと僕の話が交互に進むのだが、フリアと僕の進展が早く読みたくてペドロのラジオシナリオを急いで読んでいたらいつのまにかペドロのシナリオに心を奪われている自分がいたりした。
でも、最後の章のペドロは本当に哀れなんですけど・・・。