物語と手をつないでく

読んだ本について書いています。海外小説が多いです。

ガタラの豚 中島らも 1993 日本

電車乗り越しました。しかも朝の通勤の電車を。
つまり、この本はエンタテイメントという事だね。一気に読みたい。
しかし、人が死ぬ、死ぬ、死ぬ。秋山ルイ先生まで死んだのは哀しかった。
バキリはなんで、あんなに人を呪いたがっているのかねー、それは最後まで説明されず。
文体の端々や、登場人物の会話の中にちらちら、らも節が表れる。
それを読むと、あーこの人はなにかしら笑える所をつくらずにはいられないんだ、全部真面目一遍で通すことができない性分なんだろーなーと思えてよい。