物語と手をつないでく

読んだ本について書いています。海外小説が多いです。

13 古川日出男 1998 日本

エピソードの全てを回収しきれていない気はするけれど、それは処女作ということで。
読み始めたときは、話が全体として肯定の側へいくのか、否定の側へいくのかが分からず、手探りでどっちだろなーと探ってた。根底に流れているのは希望だったので読後感は良し。